骨盤底の弛緩によって引き起こされる尿もれ以外のトラブル
尿もれ、尿失禁と骨盤底の弛緩には大きな関係があるということがわかっていますが、 骨盤底のゆるみからもたらされるトラブルは尿もれ、尿失禁だけではありません。
骨盤底の筋肉が弱くゆるんできてしまうと、重い臓器を支えることができなくなってしまい、 ぼうこうと同じように子宮や膣までが下がってきてしまいます。すると膣壁がめくれて膣の入り口から出てきたり、 子宮が下がってきて子宮頸部が膣の入り口から出たりしてしまうこともあります。
このような現象を性器脱と呼んだりしますが、 そこまでいかなくても骨盤底がゆるんだために人前でおならががまんできなくなったりして、 気持ち的に不安になったり落ち込んでしまったりするようになってしまう方もいます。
骨盤底を守ることは、尿もれ以外の様々な面でも大切ということができます。
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