あきらめないで。骨盤底トレーニングによる尿もれ対策
年をとることによって骨盤底がゆるみ、
お腹に力をいれるたびに尿失禁をしてしまう…。
このようなタイプの尿失禁であれば、まだあきらめる必要はありません。骨盤底の変形がまだ軽い場合は、
骨盤底トレーニングで治療していくことが可能です。
閉経前後を迎えた世代であれば、まだ尿失禁の症状がなくてもできればこのようなトレーニングをして、
できるだけ骨盤底を健康に保っていくとよいでしょう。もっともこの骨盤底トレーニングは骨盤隔膜を鍛える体操なので、
子宮や前後の膣壁が骨盤隔膜よりも下に落ちているような、いわゆる性器脱を合併しているものには効果がみられにくいようです。
このような場合は、まずは医師にかかって手術をうけることが必要になってきます。いずれにしても、
手術をしたあとに骨盤底トレーニングを追加すれば、骨盤底の状態はより安定して保つことが可能になってくるようです。