女性に配慮した治療
女性の心と体に配慮した診断や治療が求められる時代
尿もれ、尿失禁を含めた泌尿器科の領域は、 これまで女性も男性も同じような考え方で診断や治療が行われてきました。しかしながら、女性と男性は心身ともに異なる存在。 最近ではそのような考え方から性差を大切にした医療が注目されています。
男 性 女 性
尿の排出に関わる臓器の形や働きは男性と女性ではかなり異なっています。女性の尿道やぼうこうは、
子宮や膣などの女性特有の器官と近接しています。ですからその診療には泌尿器科と婦人科の理解が必要であると最近では考えられています。
尿もれは、
確かに命にかかわる重大な病気というわけではありません。でも高齢化社会を迎えた現在、女性としていつまでもイキイキと輝ける、
素敵な人生を送っていきたいですよネ。
最近では恥ずかしがらずに積極的に治療をしていこうとする元気な女性がだんぜん増えています。あなたも生活の質(QOL:Quality
of life)を大切に、前向きに治療に取り組んでいきましょう。